今日は早起きして毎年恒例エイベックスの株主総会にさいたまスーパーアリーナへ行って来ました。
総会はするどい質問もいくつか出ていて、よかったです。
取締役に対する貸付金については僕も聞きたかった内容なので、質問が出てよかったです。
USENが大株主になった時に、自社株を持っていない取締役2人がUSENからお金を借りてエイベックスの株を購入しろといわれた。実際にUSENから借り入れて株を買った。その後USENへの返済期限までに外資系銀行に借り換えをしようとしたが、融資実行されずエイベックスがつなぎ融資をしたがそれがそのままになってしまっているということだそうです。詳しくはエイベックスのプレスリリースを見てください。
ところで、金を借りて自社株を買うのってどーなんでしょうか?
取締役と言えどもリスクありすぎですね。
取締役2人が株を買ったとされる2004年10月の株価は大体990円です。当時の底値です。2006年2月に3930円の高値を付け、リーマンショック後に566円の安値を付け、今は1200円の手前です。
例えば取締役の千葉龍平さんは、780350株保有しています。
保有株数×前日終値(1161円)=約9億円。
エイベックスから借りたのが9億6千500万円。
今年配当でもらえるのが1株あたり40円なので、3121万円。
なんだか計算が合わなくなってきました。
USENからいくら借りたのでしょう?
利息を考えると、株価が上がっていてもトントンなんでしょうか?
いずれにしても、お金を借りて株を買うと、ピンチが待っています。
あのときエイベックスの経営にUSENが出てきたのにはいろいろ怨念がからんでいますが、そのときのツケが今になって出てきたのでしょうか。
取締役がお金を借りて自社株を買うのはインサイダー取引にはならないの?という素朴な疑問が生まれてきます。利益相反取引じゃないの?
iPadで書くのは大変だ。くたびれた。
-- iPadから
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