3月大歌舞伎 新橋演舞場
「荒川の佐吉」と「仮名手本忠臣蔵9段目 山科閑居」
染五郎初役の「荒川の佐吉」はよかったです。
前に仁左衛門さんで見ました。
歌舞伎座で見たと思っていましたが、筋書きを見たら平成22年9月新橋演舞場の秀山祭でした。
染五郎だと歳がちょうどいいですね。
仁左衛門さんのもかっこよかったけど、若さが・・・
幸四郎が出てくると、寝ちゃいます。どうしてでしょう。いつもなんです。
最後の子別れの場面では隣と前のおばちゃんが泣いていました。
「仮名手本忠臣蔵 9段目 山科閑居」は初めて見ました。
坂田藤十郎が加古川本蔵の妻、戸無瀬です。
花道の出がすごいと聞いていましたが、やっぱりすごい。
過去に演じているのは勘三郎、芝翫、玉三郎、菊五郎、歌右衛門
一番多く演っているのは藤十郎と歌右衛門ですね。
意外にも菊五郎さんは由良之助が初役だそうで。
菊五郎さんはいつものとおり台詞が聞きやすかったです。
最近あんまり演らない場面であることが、見てわかりました。
通しで見れば味わいのある場面なのかもしれません。
討ち入りの場面はカットして9段目を入れて通しにするのもいいかもしれないです。