2012年3月25日日曜日

新しい歌舞伎座と3月新橋演舞場


久しぶりに銀座に行ったら新しい歌舞伎座がずいぶん出来上がって来ました。
前に見たときは何にも建ち上がっていませんでした。
破風の屋根部分が見えます。今は鉄骨で三角です。

真ん中が向こうまで見えます。
劇場部分なのでしょう。
今後この光景は見られないと思うと、感慨深いです。

高層ビル部分もすくすく伸びています。
出光とプロントのビルは相変わらずです。
隣に富士そばが出来ました。

3月大歌舞伎 新橋演舞場
「荒川の佐吉」と「仮名手本忠臣蔵9段目 山科閑居」
染五郎初役の「荒川の佐吉」はよかったです。
前に仁左衛門さんで見ました。
歌舞伎座で見たと思っていましたが、筋書きを見たら平成22年9月新橋演舞場の秀山祭でした。
染五郎だと歳がちょうどいいですね。
仁左衛門さんのもかっこよかったけど、若さが・・・
幸四郎が出てくると、寝ちゃいます。どうしてでしょう。いつもなんです。
最後の子別れの場面では隣と前のおばちゃんが泣いていました。

「仮名手本忠臣蔵 9段目 山科閑居」は初めて見ました。
坂田藤十郎が加古川本蔵の妻、戸無瀬です。
花道の出がすごいと聞いていましたが、やっぱりすごい。
過去に演じているのは勘三郎、芝翫、玉三郎、菊五郎、歌右衛門
一番多く演っているのは藤十郎と歌右衛門ですね。
意外にも菊五郎さんは由良之助が初役だそうで。
菊五郎さんはいつものとおり台詞が聞きやすかったです。
最近あんまり演らない場面であることが、見てわかりました。
通しで見れば味わいのある場面なのかもしれません。
討ち入りの場面はカットして9段目を入れて通しにするのもいいかもしれないです。

今日のお弁当。亀戸の升本です。
銀座は三越でお弁当が選べるからいいですね。
国立劇場じゃこうはいきません。
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